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【トレスタ講義第7章】トレードにメンタルは必要ない!?その理由をお話しします。

本日の内容

こんにちは、ゆうです。
今日はトレスタ講義第7章『トレードにおけるメンタル本を買っていたら今すぐポイ!』というテーマで、お話していきますので一緒に勉強していきましょう。

よろしくお願い申し上げます。

トレードにメンタルは必要ない

FXについて勉強していると、このような文言を目にすることがあると思います。『FXはメンタルが強くないとダメ』とか『メンタルを鍛えなければ勝てない』『FXはメンタルが9割』などですね。

しかし、私の経験、考えでは、FXのトレードとメンタルは全く関係ないものだと考えています。この講義を最後までご覧いただくと、なぜ、メンタルが必要と言われているのか?また、なぜ私は必要ない!と断言するのかという根拠、理由がお分かりいただけると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

FX=メンタルという風潮

この動画をご覧になられている方の中でも、経験のある方、勉強熱心な方だと「FX=メンタル」みたいなものというのはご存知だと思います。
そして、メンタルを鍛えろみたいな動画もたくさんあるというのも事実としてあると思います。

そんな中、私がこのようにお話しするのは、逆説を唱えて注目を浴びたいのではなくて、単純にそれ自体がナンセンスだからです。

あえて言おう!技術不足であると!

そのトレードは、トレードじゃなくて、ギャンブルです。
メンタルとか、握力とかグリップとか、耐えるとか…確かに私も、通ってきた道ではありますので気持ち分からなくはありません。チャートを用いて、説明していきましょう。

それはトレードなの?

もう損失を増やせないと損切りした途端、吹きあがってしまったなど…ツラいですよね。私も、昔はそんな経験をたくさんたくさんしました。

ここで、画像を改めてご覧ください。環境認識では上昇目線です。でも、エントリー位置が極端に遅いです。いわば、乗り遅れです。ナンピンを入れまくるか、とにかく耐える。そうすれば、いっとき60pipsほどの含み損を抱えるも、結果的に70pipsほどの勝利を得ることができている相場なのです。

ナンピンしまくれば、複数ポジションで結果的に350とか400pips越えだ~!みたいなトレードも出来たとは思います。

ここで問題です。

当然、このようなトレードをしている人は、メンタルが大事になってきます。なぜなら、この大幅な損失額に耐え得るか、どうかは、自分のメンタル、証拠金次第になるからです。では、そもそも、これはトレードなのでしょうか?

ただの素人のノルかソルかのギャンブルではないでしょうか?
トレードはメンタルだ!!!と言っている人は、トレードしているのではなく、ギャンブルなので狂ってるくらいの粘り強いメンタルが大事になってくるということなのです。

トレードにメンタルが必要ない確たる根拠

ギャンブルとトレードの違いについてお話ししていきます。「メンタルが強ければFXに勝てる」「メンタルを鍛えてトレードに勝つ」なら、メンタルが強いだけで根性すわってたらメジャーリーガーにも億万長者にも大統領にもなれてしまうということになります。でもそれっておかしいですよね。

人間は感情がある生き物なので、メンタルを克服することはできないのです。熱いものは熱いし、冷たいものは冷たい、それは変わりません。本当に必要なのは、正しい環境認識と正しいエントリー、決済、損切の明確化されたルールなのです。

トレードはあくまでも仕事、メンタルや気分を仕事場に持ち込む社会人はいないはずですよね。来る日も来る日も来る日も来る日も同じトレードを業務、作業として行えるようになるまで、ただひたすらにトレーニングに打ち込むことがメンタルを超越するただ一つの方法です。

トレードは、ある分析を元に、期待値を拾っていくここで利食い、ここで損切と決めるだけの「仕事」なのです。

本日のまとめ

勝っても、普通。次のトレードに備える。
負けても、普通。次のトレードに備える。

「勝って、おおはしゃぎ、負けて、引退を考える」野球でもサッカーでもそんなプロ選手いません。ただ、次の試合に備えて準備するだけです。それと同じですよね。1つの負けに囚われず、1つの勝ちに驕らず、反省をして、ただただ毎日コツコツと勝利を積み重ねていきましょう。