どうも、トレスタゆうです。

今回は、来週の環境認識について解説していきます。

現在の相場は、先週までの大きな値動きから少し落ち着き、方向感を探る展開となっています。

通貨の強弱を見るとドルが若干弱くなっており、その中ではポンドドルが比較的見やすい状況です。

さらに来週はFOMCも控えているため、ファンダメンタルズだけで方向を決めつけるのではなく、実際のチャートを確認しながら判断していきましょう。

先週の振り返り

先週までの相場では大きな下落があり、その後は上下の価格帯が意識されながら揉み合う展開になるのではないかと見ていました。

実際の値動きを見ると、上下それぞれの価格帯で反応しながら、方向感のない相場が続いています。

そのため、現時点では明確な下落トレンドに入ったとは言い切れません。

移動平均線を見ても、綺麗なパーフェクトオーダーが成立しているわけではなく、下落というよりは横ばいに近い状況です。

まだダウントレンドの形は残っていますが、積極的に下方向を狙うというより、次の動きを確認したい局面です。

今週の環境認識

現在の各通貨ペアを確認すると、全体的に明確な方向感はまだ出ていません。

クロス円は先週の大きな下落から揉み合いへ移行しており、ユーロドルやポンドドルでは若干ドルの弱さが見え始めています。

通貨の強弱を比較すると、

ドルが若干弱い

という印象です。

また、ユーロポンドを見るとポンドの強さも確認できます。

そのため、現在の相場の中であえて一つ選ぶのであれば、ポンドドルが比較的注目しやすい通貨ペアになります。

注目するならポンドドル

ポンドドルの4時間足を見ると、先週の高値を上回って終値をつけているため、現時点では上目線で見て問題ないでしょう。

ただし、7月15日につけた高値付近が現在の上値抵抗として意識されています。

ここをまだ明確に突破できていないため、一旦はこの価格帯で揉み合う可能性があります。

今後、一度価格が下がって反応し、再び上方向へ動くのであればロングを検討できます。

一方で、上へ抜ける動きが確認できなければ無理にトレードする必要はありません。

上目線だからすぐに買うのではなく、価格が実際に反応するかを確認する。

この意識が大切になります。

今週の経済指標

来週はFOMCを中心に、アメリカの経済指標に注意したい1週間です。

水曜日

FOMC関連イベント

来週最も注目したいイベントです。

今後のアメリカの金融政策に対する市場の見方が変化すれば、ドル相場が大きく動く可能性があります。

木曜日 21:30

新規失業保険申請件数

アメリカの雇用環境を確認する指標です。

金曜日

PMI(購買担当者景気指数)

景気の先行きを判断する材料の一つです。

ただし金曜日ということもあり、無理にトレードする必要はないでしょう。

FOMCとドル相場の見通し

来週のポイントは、やはりFOMCです。

直近のアメリカでは、雇用統計に弱さが見られているほか、CPIやPPIからも物価上昇の勢いが鈍くなっていることが確認されています。

雇用市場が弱くなっている状態でさらに金利を引き上げれば、景気をより悪化させる可能性があります。

また、インフレが落ち着いているのであれば、追加で利上げをして景気を冷やす必要性も低下します。

そのため市場では、

「追加利上げの必要性は低くなっているのではないか」

という見方が出ています。

もちろん、利上げをしないと決まったわけではありません。

ただ、これまで続いていたドル高を支える材料が徐々に弱くなっている可能性はあります。

そのため、今後はドルの強さにも変化が出てくるのか注目していきたいところです。

ファンダメンタルズだけで判断しない

FOMCや雇用統計、CPIなどのニュースを見ると、

「ドルが弱くなりそうだから売ろう」

「利上げしないならドルは下がるだろう」

と考えてしまいがちです。

しかし、ファンダメンタルズの情報だけでトレードする必要はありません。

もちろん、ニュースや各国の金利などを細かく分析してトレードする方法もあります。

一方で、テクニカルトレーダーが大切にしたいのは、

ファンダメンタルズを頭の片隅に置きながら、実際のチャートを確認することです。

どれだけドル安になる材料が揃っていたとしても、チャートが実際にドル安方向へ動いていなければ無理に入る必要はありません。

環境認識を行い、価格が動いたことを確認してからトレードする。

来週もこの基本を大切にしていきましょう。

まとめ

来週は、

・相場全体はまだ方向感が弱い

・ドルが若干弱くなっている

・ポンドは比較的強い

・注目するならポンドドル

・FOMCに要注意

という環境です。

特にFOMCを控えているため、ドル相場の方向を事前に決めつけないことが重要です。

ファンダメンタルズを参考にしながらも、最終的にはチャートを確認し、環境認識に沿ってトレードしていきましょう。

焦ってポジションを持つ必要はありません。

来週も良いトレードができますように。

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