【豪ドルが強い相場】ゴールドは一旦様子見、雇用統計とG20に注目|今週の環境認識
どうも、トレスタゆうです。
今回は、来週の環境認識について解説していきます。
現在の為替相場は、ドル円やユーロ円など方向感の弱い通貨ペアが多く、全体としては少し見づらい状況です。
その中で比較的強さが見えているのが豪ドルです。
一方、これまで上昇が続いていたゴールドは、週足・4時間足ともに少し勢いが落ちており、一旦様子を見たい局面に入っています。
来週はアメリカの雇用統計に加え、G20関連の発言にも注意しながら相場を見ていきましょう。
今週の環境認識
まずは現在の各通貨ペアを確認していきます。
ドル円はほぼ横ばいです。
ユーロ円についても短期移動平均線の勢いが弱くなっており、価格自体が狭い範囲に集まっているため、こちらも横ばいに近いと判断しています。
一見すると移動平均線が綺麗に並んでいるように見える場合でも、それだけでパーフェクトオーダーと判断するのは注意が必要です。
移動平均線の角度がなくなり、価格が同じ場所に蓄積しているのであれば、実際にはレンジに移行している可能性があります。
ポンド円についてはギリギリ上方向ですが、こちらも強いトレンドとは言いづらい状態です。
ユーロドルやユーロポンドについても明確な方向感はなく、全体としては少し見づらい相場になっています。
現在は豪ドルが比較的強い
通貨の強弱を並べてみると、現在もっとも目立つのは豪ドルです。
円、ドル、ユーロなどは明確な強弱差が小さい一方で、豪ドルは比較的強い状態となっています。
つまり現在は、
「豪ドルが強く、その他の通貨はそこまで差がない」
という相場です。
こうした環境では、無理に多くの通貨ペアを見るよりも、強さが明確な通貨を中心に確認した方が分かりやすくなります。
その候補として注目したいのが豪ドル円です。
豪ドル円のチャートを確認
豪ドル円は現在も上方向で見て問題なさそうです。
週足を確認しても、上ヒゲが極端に長いわけではなく、上昇の流れ自体は維持されています。
週足レベルでも綺麗に値動きが形成されており、現時点では上方向を意識したいチャートです。
ただし、
「豪ドルが強いからすぐに買う」
というわけではありません。
実際に押し目を作るのか、高値を更新するのか、それともレンジになるのかを確認してからエントリーを判断していきましょう。
ゴールドは一旦様子見
ゴールドについては、少し流れが変わってきています。
週足を見ると、上方向へのブレイクを試したものの明確に上抜けできず、陰線で終了しています。
そのため、現時点では一旦下方向へ調整するか、レンジに移行する可能性があります。
4時間足を見ても、重要なローソク足付近で終値をつけており、
・再び上方向へ動くのか
・その価格帯を下抜けするのか
・横ばいを続けるのか
まだ判断しづらい状態です。
週明けに窓を開ける可能性もありますし、ここから大きく値動きが変わる可能性もあります。
そのため、ゴールドについては一旦様子見で良いでしょう。
為替もゴールドも、
先の値動きを予想して当てに行くものではありません。
実際に動いた方向を確認して、その流れについていくことが大切です。
今週の経済指標
来週はアメリカの雇用関連指標が集中しています。
まずは求人関連の指標に加え、ADP雇用統計にも注意しておきましょう。
さらに新規失業保険申請件数も予定されています。
そして週後半には、
アメリカ雇用統計(非農業部門雇用者数)
が控えています。
雇用統計はドル相場が大きく動くきっかけになりやすいため、発表前後のトレードには注意が必要です。
ドル円は160円を超えられるか
直近のドル円は159円台で推移しているものの、160円を明確に突破できていません。
アメリカの金利が上昇しても、以前ほど強く円安が進まない場面も見られています。
一方で、日銀関係者から追加利上げに対する明確な姿勢が示されなかったことで、円売りが進む場面もありました。
現在のドル円は、
160円を突破できるのか
それとも、
再び円高方向へ押し戻されるのか
というポイントに差しかかっています。
その方向性を考えるうえでも、来週の雇用統計は重要な材料になりそうです。
G20と雇用統計に注目
来週は雇用統計に加えて、G20にも注意しておきたいところです。
G20は主要国が集まり、経済や金融などについて議論する場です。
その中で為替や金利に関する発言が出れば、市場が反応する可能性があります。
特に現在はドル円が160円付近まで上昇しているため、為替に対する牽制発言が出るかどうかにも注意が必要です。
そして、より直接的にドル円へ影響しやすいのが雇用統計です。
雇用が市場予想より強ければ、
「アメリカ経済はまだ強い」
と判断され、金融引き締めが長期化するとの見方からドルが買われる可能性があります。
そうなれば、ドル円が160円を突破する展開も考えられます。
反対に雇用が弱ければ、
「アメリカ景気が少し悪くなっているのではないか」
という見方が強まり、ドルが売られる可能性があります。
その場合、ドル円が158円台などへ下落する展開も考えられます。
予想ではなく実際の値動きを確認する
ここで一番大切なのは、
雇用統計の結果を事前に当てようとしないことです。
「雇用が強そうだからドルを買う」
「G20で円高発言が出そうだからドル円を売る」
といったトレードをする必要はありません。
経済ニュースやレポートは、
「こういう材料があるから注意しておこう」
という参考情報として使う程度で十分です。
私たちトレーダーがやるべきことは、実際にチャートが動いた方向を確認することです。
予想を当てるのではなく、
環境認識をして、
値動きを確認して、
優位性のある方向についていく。
この基本を来週も意識していきましょう。
まとめ
来週は、
・ドル円、ユーロ円などは方向感が弱い
・豪ドルが比較的強い
・豪ドル円は上目線
・ゴールドは一旦様子見
・アメリカ雇用統計に注意
・G20関連の発言にも注意
という環境です。
現在は全体的に明確なトレンドが少ないため、無理にエントリーする必要はありません。
豪ドルのように強弱が分かりやすい通貨を確認しながら、実際にトレードしやすいチャートが出てくるのを待ちましょう。
ゴールドについても、これまでの上昇だけを見て安易にロングするのではなく、今後の値動きを確認することが大切です。
そして雇用統計やG20についても、結果を予想してポジションを持つのではなく、発表後にチャートがどちらへ動いたのかを確認してから判断していきましょう。
来週も良いトレードができますように。
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