【ユーロ弱・ドル強が継続?】ユーロドル1.1328に注目、CPIでドル円160円突破か|今週の環境認識
どうも、トレスタゆうです。
今回は、来週の環境認識について見ていきましょう。
先週注目していたユーロドルは、想定していた1.1328付近まで戻ってこず、少し方向感の分かりづらい展開となりました。
今週の通貨強弱を確認すると、ユーロの弱さが目立っており、ドルはやや強い状態です。そのため、引き続きユーロドルに注目しています。
また、今週はアメリカのCPIやPPIなど、重要な経済指標も控えています。
ドル円が160円方向へ向かうのか、それとも156円方向へ下落するのか。今週もチャートを確認しながら見ていきましょう。
先週の振り返り
先週はユーロドルについて、1.1328付近まで戻ってきたところからの下落を期待していました。
しかし、実際にはそこまで価格が戻らず、想定していた価格帯には届きませんでした。
ここ数週間は大きく下落していたこともあり、移動平均線との乖離が目立つ相場でした。そのため、もう少し大きく戻してくる可能性を考えていましたが、思ったほど戻り高値をつけることもなく、現在はどちらかというとレンジ気味の動きになっています。
相場は、一方向に大きく動いた後、そのまま同じ勢いで動き続けるとは限りません。
大きく動いた後に強く戻し、その後しばらく揉み合う。そして、再び大きく動いた後に、また揉み合う。
こうした動きは相場でよく見られる特徴の一つです。
ビル・ウィリアムズの理論などでも、蓄積や分配といった考え方があります。
もちろん、必ずそのような動きになるわけではありませんし、必勝法というわけでもありません。ただ、こうした相場の特徴を知っておくことで、チャートの見方も変わってきます。
プロワークスでも、このような値動きの特徴を捉える考え方を重視しています。
複雑なインジケーターに頼る前に、まずはローソク足や価格の動きそのものを見ることが大切です。
今週の環境認識
それでは、今週の環境認識です。
ドル円は短期・中期の移動平均線だけを見ると上方向にも見えますが、全体としてはまだ明確な方向感がありません。そのため、現時点ではイコールと判断しています。
ユーロ円や豪ドル円、ポンド円についても、少し判断しづらい状態です。
一方、ユーロドルやユーロポンド、ユーロ豪ドルなどを比較すると、ユーロの弱さが目立っています。
全体的な通貨強弱を整理すると、**現時点では「ユーロ弱・ドル強」**という組み合わせが比較的分かりやすい環境です。
ただし、すべての通貨ペアで明確なトレンドが出ているわけではありません。
そのため、今週も方向感が分かりやすい通貨ペアを選びながら見ていきたいところです。
注目する通貨ペアはユーロドル
現在の通貨強弱から考えると、候補になるのはユーロドルとユーロ円です。
ユーロ円であれば、ユーロ弱と円強の組み合わせ。
ユーロドルであれば、ユーロ弱とドル強の組み合わせです。
ここでドル円を見ると、まだ明確に上方向へ抜けているわけではありませんが、若干上目線にも見える状態です。
そのため、ドルが強いという判断であれば、ユーロ円よりもユーロドルの方が比較的分かりやすいと考えています。
今週もユーロドルを中心に見ていきたいところです。
ユーロドルのチャートを確認
ユーロドルの週足を確認すると、陰線ではあるものの、下ヒゲが比較的長く残っています。
陰線の実体もありますが、下値では買い戻されていることが分かります。
そのため、ここから一方的に下落するというよりも、一度揉み合いになる可能性を考えています。
注目しているのは、引き続き1.1328付近の価格帯です。
先週はこの価格帯まで戻ってきませんでしたが、今後も意識しておきたいレートです。
4時間足では中期の移動平均線も近づいているため、この辺りまで価格が戻ってきた場合に、どのような反応を見せるのかを確認していきます。
大切なのは、1.1328に到達したからといってすぐに売るのではなく、そこで実際にどのようなローソク足が形成されるのかを見ることです。
戻りをつけて再び下落するのか、それともそのまま上方向へ抜けていくのか。
実際の値動きを確認しながら判断していきましょう。
今週の経済指標
続いて、今週の経済指標です。
週初めは日本とアメリカの休場が重なるため、無理にトレードする必要はないと考えています。
そして、週半ばにはアメリカの重要な経済指標が控えています。
特に注目したいのが、**CPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)**です。
どちらもアメリカの物価動向を確認するうえで重要な指標ですが、今回の中心となるのはCPIです。
また、週後半には日銀の植田総裁の発言にも注意しておきたいところです。
今週はこれらのイベントをきっかけに、ドルの強弱が変化する可能性があるため、発表前後の値動きには注意していきましょう。
CPIがドル円の方向性を左右する可能性
現在のドル円は、上下の価格帯に挟まれた状態が続いています。
こうした中で、今週のCPIが一つのきっかけになる可能性があります。
例えば、CPIが市場予想よりも強い結果となった場合です。
アメリカの物価上昇圧力が根強いと判断されれば、金利が高い状態が続くとの見方が強まり、ドルが買われる可能性があります。
その場合、ドル円は160円方向を試す展開も考えられます。
ただし、ドル円が上昇すれば、為替介入への警戒感が強まる可能性もあります。
一方、CPIが市場予想よりも弱い結果となれば、物価上昇圧力が落ち着いていると受け止められ、ドルが売られる可能性があります。
その場合は、157円から156円方向への下落も考えられます。
つまり、今回のCPIによって、
強ければ160円方向、弱ければ157円・156円方向
というシナリオが考えられるわけです。
ただし、CPIの結果だけで相場の方向が決まるわけではありません。
金利や株価の動き、事前の市場予想などによっても反応は変わってきます。
そのため、どちらに動くのかを事前に決めつける必要はありません。
ドル円はレンジを抜けるのか
ドル円は、ここ数週間にわたって上下の価格帯に挟まれた状態が続いています。
以前から意識していた価格帯で何度も反応しており、なかなか方向感が出ていません。
今回のCPIをきっかけに上方向へ抜けるのか、下方向へ抜けるのか、それとも引き続きレンジが続くのか。
ここを確認していきたいところです。
仮に160円方向へ上昇したとしても、為替介入への警戒から急落する可能性があります。
反対に、156円方向へ下落したとしても、そのまま下がり続けるとは限りません。
重要なのは、予想した方向に動くことではなく、実際に動いた方向を確認することです。
ニュースに振り回されない
経済ニュースを読んでいると、さまざまなシナリオが書かれています。
「CPIが強ければドル高」
「CPIが弱ければドル安」
「ドル円が上昇しても為替介入への警戒がある」
このように複数の可能性を並べていくと、結局どちらに動くのかは分かりません。
もちろん、ファンダメンタルズを分析すること自体が悪いわけではありません。
ただ、僕たちはテクニカルトレーダーです。
ニュースの予想に振り回されるのではなく、まずはチャートをしっかり確認することが大切です。
どの通貨が強く、どの通貨が弱いのか。
そして、実際のローソク足がどのように動いているのか。
強い通貨と弱い通貨の組み合わせであれば、方向感が出やすくなります。
反対に、強い通貨同士や弱い通貨同士の組み合わせでは、方向感が出ずに揉み合うこともあります。
こうした通貨強弱とローソク足を確認することが、環境認識の基本です。
ニュースに振り回されるのではなく、チャートを見て判断する。
今週もこの考え方を大切にしていきましょう。
まとめ
今週は、ユーロの弱さが比較的目立っており、ドルはやや強い状態です。
そのため、現時点ではユーロドルが注目候補となっています。
ユーロドルについては、引き続き1.1328付近の価格帯に注目していますが、想定していたところまで戻ってくるかどうかは分かりません。
戻ってきた場合も、すぐにエントリーするのではなく、ローソク足の反応を確認してから判断していきましょう。
また、今週はアメリカのCPIとPPIが控えています。
ドル円については、160円方向へ上昇する可能性もあれば、157円・156円方向へ下落する可能性もあります。
ただし、どちらに動くのかを当てにいく必要はありません。
通貨の強弱を確認し、ローソク足を見て、実際に動きが出た方向についていく。
今週もこの基本を大切にしていきましょう。
来週も良いトレードができますように。
トレード、いってらっしゃい!
トレスタで学びたい方はこちら
━━━━━━━━━━━━━━━
無料トレード講義を開校中!
━━━━━━━━━━━━━━━
トレスタでは、
・FX講義
・環境認識
・チャート分析
・コミュニティ
・個別サポート
などを通して、
「相場で長く生き残る力」
を身につける環境をご提供しています。


