本日の動画では前回を概要、今回を理論編として、前回、駆け足で話せなかった手法、認識の細かいところをお話して参ります。
様々な手法やそれを手にする方法がいくらでもある便利な世の中になった反面、内容の贋作か否かが非常に分かりづらいように感じます。
モネ、ダヴィンチ、ミレーの絵画のレプリカか否かの見分けがつきにくいように、現代ではその情報の選択が難しいところに到達しているため、わたしの話に関しても変に信じすぎず、しっかりと自分の目で確認した上で、今後のトレードに生かしていただければと思います。
それでは、早速始めていきましょう。今日お話ししていくのはこちらの3点です。
1)チャート設定
2)設定したら環境認識
3)エントリー、損切りについて
02:50~ 1)チャート設定
わたしが表示させている移動平均線は3つ、設定は以下の通りです。
赤:5分足
期間は20 表示移動はなし 種別はEXP
適応価格はclose
※おおよその月の平均稼働日数が20日前後だから
黄:5分足
期間は72 表示移動はなし 種別はEXP
適応価格はclose
※72(期間)×5(分足)÷60(分)=6(時間
という計算から6時間の売買の平均コストを示している
青:5分足
期間は144 表示移動はなし 種別はEXP
適応価格はclose
※144(期間)×5(分足)÷60(分)=12(時間)
という計算から12時間の売買の平均コストを示している
これらを使ってどのように見ていくかというと、まず、20という移動平均線(赤)を基準として、鍵になる青の移動平均線を見ていきます。
なぜ12時間が鍵になるか説明しますね。
例えば日本のヘッジファンドトレーダーだとすると、東京時間の開きである9時からトレードを考えていき、遅くてもニューヨークのスタートまでには決済したいと考える場合が多いため、おおよそ12時間で区切られていると言えるからです。
※次の日の午前までトレードを考えてしまうと、その間に世界のどこかで突発的な事象が起きるとポジションが逆行する場合があるためです。
09:08~ 2)設定したら環境認識
青の移動平均線よりも上にいるのか下にいるのかで売りか買いかを考えていきます。
※上なら買い・逆は絶対になしです!
「青よりも上にいるかどうか」、「赤・黄・青が綺麗に並んでいるかどうか」を見ていきましょう。
上下している場面は、基本的に無理にトレードしなくていいと思います。
現在の相場がどういう傾向があるかを正しく掴むためには、チャートは引きで、部分的にではなく、全体を見ることが大切です。
12:00~ 3)エントリー、利食い、損切りについて
「青よりも上にいるかどうか」、「赤・黄・青が斜めに綺麗に並んでいるかどうか」
これを確認した上で赤に対して価格が落ちているポイントを拾って、陰線を大きい陽線で被せたポイントで決済していきます。
もし、大きく抜けてしまった場合は青の下で潔く損切りしましょう。ここで躊躇せず、小さく負けて大きく勝つことが大事になっていきます。
また、エントリーするときこそ、一度チャートを引いて冷静に見ることもポイントになりますので参考にしてみてくださいね。
以上、これがわたしの小さい時間でもコツコツと拾っていくデイトレードの方法になります。