【逆相関】ドルが上がると金は下がる。ということは…?
どうも、トレスタゆうです。
今日は、来週の環境認識についてお話していきます。
先週の相場を振り返ると、非常にわかりやすいテーマがありました。
それは、「ドルの強さ」です。
ただし、円も決して弱かったわけではありません。
そのため、
「ドルも強い」
「円も強い」
という少し特殊な相場環境になっていました。
今週の通貨強弱
まず各通貨ペアを見ていくと、
・ドル円 → 上目線
・ユーロ円 → 横ばい
・豪ドル円 → 横ばい
・ユーロドル → 下目線
・ユーロポンド → 下目線
・ユーロオージー → 横ばい
・ポンドドル → やや上目線
・豪ドルドル → 下目線
という状況です。
全体的に見ると、ドルが非常に強く、ユーロがやや弱い。
そんな構図が見えてきます。
ドルが強かった理由
現在アメリカでは、
「まだ利下げできないのではないか」
という見方が続いています。
インフレが完全に落ち着いておらず、FRBも高金利を維持する可能性が高い状況です。
金利が高い国の通貨には資金が集まりやすくなります。
銀行預金でも金利の高い銀行を選びたくなるのと同じで、投資家も金利の高い通貨を買いたいと考えます。
そのため、高金利を維持しているドルに資金が流れ込み、ドル高が続いているという構図です。
円も強かったがドルの方が強かった
一方で、日本円にも買いが入りました。
その理由は、日銀関係者から早期利上げを意識させる発言が出たためです。
市場では、「もしかすると日銀が利上げに動くかもしれない」という思惑が広がり、一時的に円高が進みました。
実際にドル円も大きく下落する場面がありました。
しかし、その後は再びドル買いが優勢となります。
なぜなら、日米の金利差が依然として大きいからです。
日本が多少利上げを行ったとしても、アメリカとの金利差はまだ大きく残っています。
そのため、長期的にはドル優勢の流れは大きく変わっていないという見方が市場にはあります。
ドル円は高値ゾーンを再び狙う展開か
ドル円は一度大きく下落しましたが、高値圏そのものを崩したわけではありません。
日銀の発言による円買いはありましたが、その後もドル買いの背景は継続しています。
そのため、今後は再び高値ゾーンを試す展開になる可能性があります。
もちろん簡単に上昇するわけではありませんが、現状では上方向を意識したシナリオが優勢と考えています。
今週の注目経済指標
今週は比較的経済指標が少ない週です。
その中でも注目したいのは、水曜日 21:30アメリカ 消費者物価指数(CPI)です。
毎月恒例ですが、ドル相場に大きな影響を与える重要指標です。
結果次第では、利下げ観測が強まるのか、それとも後退するのか、大きな判断材料になります。
さらに、木曜日 21:45ECB総裁発言
こちらも注目です。
ユーロの方向性を考える上で重要な材料となります。
為替介入への警戒感
ドル円が上昇を続ける中で、
政府や日銀による為替介入への警戒感も残っています。
市場では、「介入するぞ」という発言は続いていますが、実際にはドル買いの勢いが非常に強い状況です。
仮に介入が行われたとしても、日米の金利差という根本的な問題が解決しない限り、流れを大きく変えるのは簡単ではありません。
まとめ
今週のテーマは、「ドル高継続」です。
円高材料も存在しますが、現時点ではドルの強さが上回っている状況です。
そのため、
・ドル円は上方向を意識
・ユーロはやや弱め
・ドル関連通貨を中心にチェック
という流れで見ています。
ただし、水曜日のCPIや日銀関連の発言次第では相場の雰囲気が変わる可能性もあります。
目先の値動きだけに振り回されず、必ず環境認識を行った上でトレードしていきましょう。
今週も、先週よりさらに良いトレードができますように。
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