【円強・ドル強がぶつかる相場】ポンドドルに注目、PCE・雇用統計を控え無理なトレードはしない|今週の環境認識
どうも、トレスタゆうです。
今回は、来週の環境認識について解説していきます。
現在の相場を見ると、円の強さが確認できる一方で、ドルにも強さが見られます。
そのため、ドル円やユーロドルなど一つの通貨ペアだけを見ていると、方向感が分かりづらく感じる場面があります。
こういう時こそ、複数の通貨ペアを広く見て、
「今は無理にトレードしなくていい相場なのか?」
まで判断することが大切です。
その中で今回は、比較的方向感が分かりやすいポンドドルを中心に見ていきます。
来週はPCEや雇用統計も予定されているため、月末・月初の値動きにも注意しながら確認していきましょう。
今週の環境認識
まずは現在の各通貨ペアを確認していきます。
ドル円については、短期の移動平均線が上向きにクロスしているようにも見えます。
ただし、長期の移動平均線との間に挟まれているような状態になっているため、積極的に狙いたい形ではありません。
一方、ユーロ円・豪ドル円・ポンド円を見ると、円の強さが確認できます。
つまり、現在は、
「円強」
が一つのポイントになっています。
ただ、ドルにも強さが見えているため、通貨ペアによっては強い通貨同士がぶつかり、方向感が分かりにくくなっています。
こうした環境で無理にエントリーする必要はありません。
円強とドル強がぶつかる相場
現在の相場で意識したいのが、
円も強い、ドルも強い
という状態です。
例えばドル円だけを見ていると、
「上なのか、下なのか分からない」
という状態になりやすくなります。
それも当然で、ドルと円の両方が強ければ、ドル円だけを見ても強弱がはっきり出にくいからです。
ユーロドルについても同様に、通貨同士の強弱がぶつかることで、単体のチャートだけでは判断しづらくなる場面があります。
こういう時に、
「上がりそうだからロング」
「下がりそうだからショート」
と無理にポジションを持つと、入った直後に反対方向へ動かされることがあります。
そこで重要になるのが、相場全体を俯瞰して見ることです。
初心者こそ複数通貨を確認する
初心者のうちは、
「たくさんの通貨を見ると混乱するから、一つの通貨ペアだけを見た方がいい」
と言われることもあります。
しかし、環境認識という意味では、初心者こそ複数の通貨を確認するメリットがあります。
ドル円だけを見るのではなく、
「円は他の通貨に対してどうなのか?」
「ドルは他の通貨に対してどうなのか?」
と比較することで、現在の相場全体が見えやすくなるからです。
複数通貨を確認した結果、
「今は強い通貨同士がぶつかっているから、やらなくていい」
と判断できるのであれば、それも立派な環境認識です。
トレードは毎日ポジションを持たなければならないものではありません。
無理やりエントリーポイントを探すのではなく、分かりやすい通貨ペアが出てくるまで待ちましょう。
ポンドドル4時間足を確認
現在の通貨ペアを比較した中では、ポンドドルが比較的分かりやすい形になっています。
週足を見ると、大きく下落して陰線で終了しています。
ローソク足の形を見ても、極端に長い下ヒゲが出ているわけではありません。
そのため、
「強烈な買い戻しが入り、すぐに下目線を否定しなければならない形」
ではないと考えています。
現時点では基本的に下方向を意識して見ていきたいところです。
ただし、ここからそのまま下落すると決めつけるのは危険です。
大きく下落した後の「戻り」に注意
大きく下落した次の週は、そのまま一直線に下がり続けるとは限りません。
一度横ばいになったり、大きく上方向へ戻したりすることがあります。
そのためポンドドルについても、
下目線ではあるものの、戻り方に注意する
というのがポイントです。
すでに大きく下落しているところから安値を追いかけるのではなく、一度戻してくる動きを待ちます。
そして、過去に意識されている価格帯付近まで戻ってきた時に、どのような反応が出るのかを確認します。
重要な価格帯で上値を抑えられ、再び下方向への流れが確認できれば、そこで初めて売りを検討していく。
反対に、想定していた価格帯を明確に上へ抜けていくのであれば、無理にショートする必要はありません。
あくまで、
「予想した場所で売る」のではなく、「反応を確認してから判断する」
ことが重要です。
今週の経済指標
来週は月末から10月に切り替わるタイミングということもあり、経済指標にも注意が必要です。
週前半から各国の指標や要人発言が予定されていますが、特にアメリカ関連の指標はチェックしておきたいところです。
そして週後半には、
PCE関連の物価指標や雇用統計
など、ドル相場に影響しやすい材料が控えています。
特に雇用統計前後は値動きが大きくなる可能性があるため、発表時間を把握せずにポジションを持つことは避けたいところです。
PCEと雇用統計に注目
現在アメリカでは、今後の金融政策を巡って市場の見方が分かれています。
インフレへの警戒は続いている一方で、今後さらに金融引き締めが必要なのかについては、経済データを確認しながら判断されることになります。
そこで重要になるのが、物価や雇用に関する数字です。
PCEなどの物価指標や雇用統計が強ければ、
「アメリカ経済はまだ強く、金融引き締めが続くのではないか」
という見方が強まり、ドルが買われる可能性があります。
反対に数字が弱ければ、金融引き締めへの期待が後退し、ドルが売られる可能性があります。
ただし、発表前から結果を予想してポジションを持つ必要はありません。
実際に数字が発表され、その結果を受けてチャートがどちらへ動いたのかを確認してからでも遅くありません。
ドル円は日米の金利動向がポイント
ドル円については、アメリカだけでなく日本の金融政策も重要になります。
現在は、
アメリカが今後どう動くのか
そして、
日本が今後どう動くのか
の両方が意識されやすい環境です。
アメリカ側の金融引き締め観測が強くなれば、ドル高方向への材料になりやすくなります。
一方、日本側で金融引き締めへの期待が強くなれば、円高方向への材料になりやすくなります。
そのためドル円は、ドルと円の両方が強くなりやすい材料を抱えており、方向感が分かりにくくなる可能性があります。
だからこそ、
ファンダメンタルズだけで方向を決めつけない
ことが大切です。
材料は相場を見るうえで参考になりますが、実際にトレードする時はチャートの動きを確認して判断していきましょう。
月末・月初は焦らずトレードする
来週は月末から月初へ切り替わります。
さらに重要な経済指標も控えているため、普段とは違う値動きが出る可能性もあります。
こうした時に大切なのは、
「分からない相場で無理にトレードしない」
ことです。
特に今回のように、円も強い、ドルも強いという環境では、一つの通貨ペアだけを見て無理やり方向を決める必要はありません。
複数通貨を比較して、
「今はやりづらい」
と判断できたのであれば、トレードしない選択もできます。
一方で、ポンドドルのように比較的方向感が分かりやすい通貨ペアがあれば、その通貨を中心にチャンスを待つ。
自分の予想に相場を合わせるのではなく、
分かりやすい相場に自分が合わせる。
来週もこの考え方を大切にしていきましょう。
まとめ
来週は、
・円の強さが確認できる
・ドルにも強さが見られる
・ドル円は強い通貨同士がぶつかり方向感が分かりにくい
・無理にポジションを探す必要はない
・ポンドドルは比較的下方向が分かりやすい
・ただし大きく下落した後なので戻りに注意
・PCEや雇用統計などアメリカの重要指標に注目
・月末から月初に切り替わるため値動きに注意
という環境です。
一つの通貨ペアだけを見ていると、「なぜ上がらないのか」「なぜ下がらないのか」と迷うことがあります。
そんな時こそ、複数の通貨ペアを確認して、相場全体の強弱を見てみてください。
その結果、
「今はやらなくていい」
と判断できることもあります。
トレードはポジションを持つことが目的ではありません。
分かりやすい環境を待ち、実際に動きが出てからその方向についていく。
来週も月末・月初の値動きに振り回されず、落ち着いてチャートを見ていきましょう。
来週も良いトレードができますように。
トレード、いってらっしゃい!
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